爆発寸前の情念の輝き 〜シニード・オコナー『蒼い囁き』(1990)【最強ロック名盤500】#329
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#329 Sinead O'Connor I Do Not Want What I Haven't Got (1990) 情念はロックだ。 とわたしは日頃か...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#329 Sinead O'Connor I Do Not Want What I Haven't Got (1990) 情念はロックだ。 とわたしは日頃か...
【80年代ロックの快楽】 Neil Young Rockin' in the Free World (1989) もしもロック好きの若者が「ニール・ヤングってよく知らないけど、良いんですか?」なんて訊いてきたら、黙ってこの曲を聴かせれば全戦全勝だと信じている。 ニール・ヤングの198...
【カバーの快楽】 Nick Cave Helpless (1989) 1989年に発売された『ザ・ブリッジ~ア・トリビュート・トゥ・ニール・ヤング』に収録された、ニック・ケイヴによる「ヘルプレス」のカバーだ。 このトリビュート・アルバムは、ヤング夫妻の子息も同じ障害を持つことから当時...
【カバーの快楽】 Sonic Youth Computer Age (1989) ソニック・ユースが、ニール・ヤングの黒歴史とされるテクノ作品を、度肝を抜くカッコ良さでカバーした逸品。 1989年に発売され、当時注目のオルタナ勢が大挙参加したトリビュート・アルバム『ブリッジ トリビュ...
【カバーの快楽】 Pixies Winterlong (1989) 脳性麻痺障害児のスクールのためのチャリティ・アルバム『ザ・ブリッジ~ア・トリビュート・トゥ・ニール・ヤング』に収録されたカバーだ。 自身にも同じ障害を持つ息子がいるニール・ヤングはこのスクールに深く関わっていたが、し...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#15 Nine Inch Nails "Pretty Hate Machine" (1989) 前年に米オハイオ州クリーヴランド...
【カバーの快楽】 Red Hot Chili Peppers Higher Ground (1989) レッチリの4枚目のアルバム『母乳(Mother's Milk)』からのシングルで、スティーヴィー・ワンダーのカバーだ。米オルタナ・チャート11位、全英54位と、彼らにとっては初めてのチャ...
⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#327 Lenny Kravitz "Let Love Rule" (1989) SNSには有名人や権力者を批判・罵倒する投稿が溢れているけれども、その理由や根...
【80年代ロックの快楽】 Tin Machine Tin Machine (1989) 英国のストーン・ローゼスや米国のピクシーズ、ダイナソーJrなどが火種となった英米同時多発ロック革命が勃発した1989年、その衝撃波はロック界のスーパースター、デヴィッド・ボウイにまで大きな影響を及ぼした...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#14 Primal Scream “Primal Scream” (1989) 「プライマル・スクリームといえばこのアルバムだ」...
【80年代インディ・ロックの快楽】 James Sit down (1989) 同郷の先輩、ザ・スミスと同じようなネーミングセンスのジェイムスもまた、マンチェスターで結成されたグループだ。86年にインディ系のファクトリー・レコードからデビューした。 いわゆる"マッドチェスター"ムーヴ...
ストレイ・キャッツは米ニュー・ヨーク出身のバンドだ。 しかし、当時パブ・ロックやテディ・ボーイズの文化が流行していたイギリスで活動することを選んで渡英し、そしてその思惑通りに人気を博した。 彼らのエネルギッシュなステージは、噂が噂を呼び、ミック・ジャガーやキース・リチャー...
デイヴ・エドモンズは、60年代にいくつかのバンドで活動した後、1970年にソロ・デビューしたイギリスのシンガー兼プロデューサーだ。 デビュー曲の「アイ・ヒア・ユー・ノッキン」がいきなり特大ヒットを記録し、その後もシンプルで親しみやすい作風でヒット曲をいくつか生んだ。 ブリ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#13 Nirvana "Bleach" (1989) まあニルヴァーナの大名盤と言えばまずは2ndの『ネヴァーマインド』だろう。...
【80年代ロックの快楽】 The Cure Lovesong (1989) 数年前から売れ始めた若手漫才師ぺこぱのツッコミ担当、松陰寺太勇をテレビで見かけるたびに、あのボサボサの髪や化粧、ずんぐりした体型、ナルシスト・キャラなどから、ついロバート・スミスを思い出してしまう。 それでつ...
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#12 The Stone Roses "The Stone Roses" (1989) あら、い...
【80年代オルタナティヴ・ロックの快楽】 Pixies Here Comes Your Man (1989) ピクシーズが1989年に発表した、名盤2nd『ドリトル』からのシングル。 この年の英国の音楽誌NMEの年間アルバムの読者投票で1位となったのがストーン・ローゼスの『石と薔...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#11 Pixies "Doolittle" (1989) ロックバンドには、ビジュアルも重要な要素である。 たぶんこのピク...
【80年代ロックの快楽】 Tom Petty Free Fallin' (1989) トラヴェリング・ウィルベリーズの一員でもある(末っ子ということになるのかな?)だったトム・ペティは当時、同時進行で自分のアルバムも制作していた。 それが1989年発表の『フルムーン・フィーヴァー』だ...
英ロンドン出身のエルヴィス・コステロは、1970年代半ばにフリップ・シティというバンドを率いてパブで演奏していた、英国パブ・ロックの一派だ。 当時ライヴで競演していたブリンズリー・シュウォーツのニック・ロウに誘われてスティッフ・レコードと契約し、彼のプロデュースで1977年にソ...
ブリンズリー・シュウォーツは、ギタリストのブリンズリー・シュウォーツと、学友でベーシストのニック・ロウが中心となって結成し、1970年にデビューしたイギリスのバンドだ。 記者を集めての大々的なデビュー・プロモーション・ライヴを企画したものの、機材トラブルなどで大失敗し、最悪のス...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#326 The Neville Brothers "Yellow Moon" (1989) 強い強い、ベースが強い。 生々しく...
【80年代カントリーの快楽】 Garth Brooks The Dance (1989) アメリカ国内でこれまで最も多くのCD・レコードを売った米国人アーティストはだれかご存じだろうか? エルヴィス・プレスリー? マイケル・ジャクソン? マドンナ? それとも、イーグルス? ...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#10 Elvis Costello "Spike" (1989) わたしも何度か経験したが、転職という機会は、自分を変える絶好の...
【80年代ポップスの快楽】 Madonna Like a Prayer (1989) 89年発表の4thアルバム『ライク・ア・プレイヤー(Like a Prayer)』収録のタイトル曲。全米1位の大ヒットとなった。 ゴスペル風に編曲された楽曲が素晴らしい。「ライク・ア・ヴァー...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#9 Lou Reed "New York" (1989) ルー・リードのホーム・グラウンド、"NEW YORK"の都市生活、格差...
【80年代ロックの快楽】 The Sundays Can't Be Sure (1989) 英ブリストル出身のバンド、ザ・サンデイズの、ラフ・トレードからリリースされたデビュー・シングルだ。 お弁当屋さんでバイトでもしてそうな女の子、ハリエット・ウィーラーの一服の清涼剤のような、天使...
1週間の御無沙汰でした、〈日曜ロック写真館〉です。 X上のロック・アーティストたちの写真の投稿を拾い集めてみました。 この〈日曜ロック写真館〉は今回で一旦終了となります。今後は不定期でやるかもしれません。やらないかもしれません。 最後は【初々しい編②】と題して、これまででいちばん反...
⭐️⭐️⭐️⭐️ 【最強ロック名盤500】#8 My Bloody Valentine “Isn’t Anything” (1988) ダイナソーJr.が90年代米国ロック...
【80年代ロックの快楽】 Roy Orbison You Got It (1989) 若い頃はその魅力がよくわからなかったけれども、年をとってからその音楽にとても魅了されるようになったのがこのロイ・オービソンだ。 彼の楽曲は、とてもオーソドックスなポップスやロックンロールだったり、そ...